整理していたら北海道を一周した際に立ち寄った紋別港の資料が出てきたので覚え書きとして残しておく。

オホーツク海側の紋別港。

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ヨッシーは最も安全と思われる港最奥の第一船だまり付近に係留した。赤い丸のついているあたり。

3分後に市の港湾課?の職員が車でやってきて、ここには留められないから港入り口近くの第4船だまりへ移動しなさいと言ってきた。それが緑の丸のあたり。しかもそこは有料なんだとか。いったいいくらするのか?と聞くと、職員の一人が「うちは東京湾あたりのマリーナと変わらんくらい高いんです」、とちょっと自慢げに言った。カチンときた。

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立派な資料を差しだし第4船だまりの利用料を見せて、流星号が25フィートだと1フィートあたり157円になると説明する。

157円×25=3925円となる。しかもそこには桟橋や電気、水などの施設があるわけでもなく、たんなる岸壁なのだ。

すったもんだのあげく、じゃあ紋別港には泊まらずこのまま夜も走って網走まで行くといって役人さんたちにはお引き取り願った。

そのやりとりを聞いていた通りがかりの親切な人が、ヨットなら反対側の突堤に留めているのをたまに見ると教えてくれた。

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青い印のあたり。夕暮れ時にそっちに移動してことなきを得たわけである。ここでさっきの資料で漁船等の係留料を見てみよう。

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10トン未満で一日259円。流星号は2トン未満なのでここに入るだろう。

不便な場所の方が高くて、便利で町にも近い場所が安い。大逆転現象である。

港は税金で造られている。誰もが公平に使える施設にしてほしい。以上。