ヨッシー松田の人生は旅ブログ

2009年~2013年、日本全国自転車旅。 ブログ http://tabibito1.blog88.fc2.com/ 2013年~2016年 ヨットによる日本一周完了(ブログなし、フェイスブックのみ) 2018年7月~2019年1月、オーストラリア8000キロの旅。 2019年6月~、北中南米の旅開始。

2009年~2013年、自転車日本一周の旅。2013~2016、ヨット日本一周の旅。2018年7月~2019年1月、オーストラリア6ヶ月8000キロの旅。
2019年6月~、北中南米の旅開始。

2019年04月

十二使徒

2019年1月6日(日)    Port Campbell   ~ Lavers Hill レイバーズヒル

2日間の休養兼正月休み終了~。

P1067698


P1067699


P1067701


P1067702


グレートオーシャンと言うがごとく、海辺の道なのである。海辺と言えばタスマニアでも海沿いに回ったのであるが、未舗装が多かったのに加え、上り下りもガッツリあって予想外に大変な場合もあるから油断は出来ん。

P1067703


P1067704


P1067705


P1067706


P1067707


まあ見どころとしては断崖絶壁しかないのである。そしてそういう観光スポットが次々に現れるけれど、そんなに景色に変化があるわけでもなく「ああ、またこんな感じね」とか思うのであるけれど、見ないですっ飛ばすわけにもいかん。

P1067708


P1067709


P1067710


P1067712


まあ断崖に波が打ち寄せるダイナミックな様を見るのは好きなので問題はナッシング。

P1067715


ポートキャンベルのインフォメーションで知った帆船の難破はこの場所で起こったことのようで。やっと繋がった感じ。

P1067713


P1067714


近くにそのときの犠牲者のお墓もあった。

P1067716


二人の生還者。おお!また繋がった!!ビルさんのとこで見せてもらった古い映画で、この崖をよじ登って助かった船員と乗客の女性ってこのことやったんや。

P1067717


P1067718


ここは階段があって砂浜に降りれる。

P1067719


浜の最奥はなんだか鍾乳洞チック。

P1067720


P1067721


ここで難破船事故が起きたのであるなあ。

P1067722


P1067723


P1067724


たぶんやけどこの指先の辺りで難破事故が起きたと思われる。嵐で荒れ狂う海況の中、浅瀬に打ち上げられたら木っ端微塵やろう。想像するだにおっとろしい。

P1067725


P1067726


P1067729


P1067730


波の浸食で削られまくり、屏風のようになっている部分。写真は横からなのでわからんが。

P1067732


P1067733


P1067731


グレオシャでもっとも観光客が訪れる場所、Twelve Apostles と呼ばれる断崖絶壁。日本語で十二使徒とはキリストの弟子たちのこと。ここは駐車場もでかいけど、ちゃんとしたレストハウスにトイレや売店もあって観光地化の最前線的な感じ。人と車があふれていて騒々しいのは好かんけど、自転車は間を縫ってスイ~と入り込めるので良しとする。

P1067734


P1067735


P1067736


昼時ではあるけれど売店では高額なサンドイッチ類しか無いのでレストハウス横のベンチで自炊。何につけてもインスタントミーゴレンは貧乏旅行者の強い味方。日本人にも受ける味だと思うので、日本でも売っていて欲しい。

P1067737


P1067738


P1067739


P1067740


P1067742


独立した岩場が12個?あるから十二使徒の名がついたと思われる。

P1067744


P1067745


P1067747


整備された遊歩道は人であふれかえり。

P1067745


P1067747


安全のため?か、ボランティアスタッフが岩場の先端の展望台には常駐していて若者とかバカ者とかがはしゃぎすぎないように見張ってる。

P1067748


グレオシャ最大の見せ場であるTwelve Apostles 観光がサクッと済んだ。そして実はこの次には峠越えの洗礼がまっているのである。十二使徒だから洗礼か!

そしてマップアプリにも表示される Old Ocean Road 。経験上は旧道のほうが勾配が緩やかで自転車には走りやすいことが多いので、おおいに期待していたわけで。

しかしながら未舗装な上に砂が浮いてて走りにくい。これじゃあ楽できんので、100m走ったけどもとの舗装道路に戻った。誰やらの結婚式をやっているみたいなので、ぜひ飛び入り参加したかったが今回は見送ることとする。

P1067749


ビルさんを始め複数のラリア在住者が言うには、グレオシャロードは車が多いから危ないし人も多くて楽しくないからやめとけ!と言うことだったが今のところそんなことは感じていない。

確かに車は多いし道も狭いけれど、それはここだけの状況ではない。そもそも時速15~30キロ程度しか出ない自転車は、端から車に追い越される前提だからご心配なく、と言いたい。思えばアドバイスくれる人はチャリダーじゃ無いし、感覚にズレがあるのは当然である。ご心配いただくのは大変ありがたいことだけど、実際はそういうことなんである。

P1067750


P1067751


自転車押し上がること1時間半、峠らしき場所に出る。今日の目的地はもう少し先。そうそう。登ってるとき対向の乗用車が急にスピード落としてヨッシーに、「これってホントにグレートオーシャンロードなのか?」と聞いてきた。そやでー、と教えてあげたけど、明らかに「ホントかよー?」みたいな顔して走り去ったが、そりゃそうかもね。名前からしたら海岸沿いの道っぽいのにクネクネ峠道が続けば、道間違えたか?と不安になるやろう。特にメルボルン方面から来たらそうなるんじゃないかと思う。

P1067752


夕方頃、Lavers Hill レイバーズヒルに到着。もともと気温が低めな上に、ちょっとした高原町の様相でさらに空気が冷たい。

P1067753


交差点にあるホテル兼バー。この隣に町の集会所?的な建物があってその裏に屋根付きBBQテーブルと公衆トイレも発見。野宿スポットを見つけたのでまずはホテルのバーでビールタイム。

P1067754


P1067755


P1067756


山の上なのでビールも高い。いっそ地ビールを飲んでやろう。一杯800円もするけど。スチームトレインってやつが美味しかった。3杯も飲んで散財。

P1067757


P1077758


なんとか屋根下にテント張って就寝。

走行  56キロ

以上

上げ底疑惑

2019年1月5日(土)    Port Campbell  ポートキャンベル連泊

P1057685


P1057686


ゆっくりペースと決めたからには再度連泊。キャンプ場もまあまあ満足な設備やし値段も相応の15ドル。お客さん多くて混んでるけどそれは時期が時期なのでユルス。

インフォメーションでwifi借りてブログ更新など。

P1057687


P1057689


P1057690


休憩時間はビーチへ。外海は南氷洋?だけに波は高い感じ。ヨット乗りでもあるヨッシーにはちょっとドキドキな荒れ模様。

P1057691


P1057692


P1057693


P1057694


気になってた行列店でランチ。フィッシュアンドチップス13ドル。どっしりした紙包みで期待させといて、フィッシュはちょっぴりイモがどっさりなのは豪州のオキテなのか?英語で上げ底ってなんて言うのかな?

P1057695


夜はやっぱし肉やろ!もう肉まっしぐら!!

走行  8キロ

以上

ポートキャンベルで正月休み

2019年1月4日(金)    Port Campbell  ポートキャンベル連泊

P1047675


P1047676


P1047677


どーすっかな~。今後の予定としてはグレオシャロード走ったあとはメルボルンに行って、帰りの飛行機に乗るまでにちょこっと観光とかして荷造りするだけになったので急いでも仕方ない。なのでこのラリア旅で初めてかもしれないくらいスローモードになってやろう。そうしよう。

もともと日本旅の時は「3つの『あ』」という標語を掲げてのんびりゆっくり走っていたわけで。しかしラリア大陸はそれでは死んでまう危機感がマジなので、本意ではないが急ぐ必要があった。

ポートキャンベルにはスーパーもあってビールも買えるし、海辺で明るくて雰囲気良いから連泊することにした。まずはインフォメーションセンターで情報収集など。ここいらで大昔に座礁した帆船の模型とか。

P1047678


昨日は公園野宿やったけど、ちゃんとしたキャンプ場もある。しかも手頃な値段なのだ。実はメルボルンに近づくにつれモーテルやホテルはもちろん、キャンプ場ですら法外な値段設定になっていて貧乏旅行者のヨッシーを苦しめていたのである。

P1047679


P1047680


日陰にテント設営してから買い出しのため中心街に戻る。浜の木陰で冷たいビールなんて最高やないか。

P1047681


P1047682


P1047683


そして夜はやっぱり肉焼く。食品の値段もリゾートらしく微妙に高いのは困るけど、あと少しのラリア滞在やからしかたないよね~、と無理に納得させている。

走行  8キロ

以上

グレート オーシャンロードに突入!

2019年1月3日(木)    Lake Elingamite ~ Port Campbell  ポートキャンベル

P1037597


清々しいのう~。夏場でこんな快適なキャンプサイトがガラガラ状態なのはうれしい計算外。 

P1037600


今日はいよいよGreat Ocean Road に突入する日。思えばラリアで行ってみたかった場所は、エアーズロックとグレートオーシャンロードの2つだったわけで。いよいよ海岸線を楽しめるという思いと、そろそろ旅も終了に近づいてやや寂しい気持ちがうらはらな感じ。

P1037601


まさに近づいている証し。

P1037602


小さな町のガソリンスタンド兼食料品店で食料補充。なんとこんな小さな商店なのに、ヨッシーお気に入りのクーパーズが全豪最安値の6本11ドルで買えちゃった。最高値は20ドルやったから約半値である。ウレピ~。

P1037603


P1037604


交差点反対側にあったレストエリアはBBQテーブル有り、水洗トイレ有りコンセント有り。冷凍パイを例の方式で熱々にして、さっそくクーパーズと楽しむ。

隣のテーブルでピクニックランチしてた旅行者が木の上の方を双眼鏡で見てるので、なんだろか?と行ってみたら、コアラがいるよ、と教えてくれた。

P1037606


生コアラアゲイン。スペインから来たというカップルとお話ししたら、彼も自転車旅大好きでスペインもいい旅行ルートあるから走りにおいでよ。家に来たら歓迎するよと連絡先をくれた。

P1037608


P1037609


見えてきた~~~!

P1037610


旅行パンフの写真通り。

P1037611


P1037612


P1037613


P1037614


これからこういう断崖絶壁を巡っていくわけで、さっそく各国多数の観光客と出くわす。

P1037615


P1037616


P1037617


P1037620


P1037621


P1037624


写真撮りまくり。

P1037626


ぬるくなってしまう前に乾杯しちまえ!

P1037627


P1037631


砂浜にも下りてみたり。海水浴には適さないのか、人はいても泳いでる人は少なめ。

P1037634


P1037635


P1037637


もう500mから1キロごとに観光スポットが現れる。なかなか前に進まんが、せっかく来ているので全部立ち寄ろう。

P1037637


P1037638


P1037639


やっぱしドローンは禁止。

P1037640


P1037642


P1037643


P1037649


階段を下りたところにある、浸食されて穴あきになった岩。

P1037653


次も有名スポットのロンドンブリッジ。

P1037654


P1037655


ちなみにハエが多すぎるのでモスキートネットが大活躍。こういう準備の無いにわか観光客はヨッシーをうらやましそうに見ておる。

P1037656


今はテーブル状になっているが、以前は左の部分が陸地とつながり、橋のようになっていたとか。それでロンドンブリッジ。近年に崩落したとか書いてあった。

P1037662


P1037664


夕暮れ時に到着したPort Campbell  の町。予想していたよりもリゾートな町でレストランやホテルが建ち並び、観光客がワンサカ居て騒々しい。湾内のキレイなビーチでビール飲んで夕暮れを持つ。

P1037665


P1037666


P1037667


満を持して公園のBBQテーブルで肉を焼く。残り少ないラリア滞在なので、もう出来る限り肉を焼き、ビールを飲む心構えであることよ。

P1037669


P1037670


P1037671


余は満足じゃ。

P1047672


公園で野宿。

走行  79キロ

以上

湖畔アゲイン

2019年1月2日(水)     Lake Tooliorook ~  Lake Elingamite 

特に期待もせずにやってきたレイクサイドのキャンプ場を出発。トイレもシャワーもあるし快適ではあったが、風向きによってはなんだか下水臭い空気が来るのがたまに傷であった。おそらく湖からの臭い。

P1027578


走り出してすぐに出会った牛たち。本来牛はこんなに人なつこくない。おーい、とか呼んでもせいぜい立ち止まってこっちをじーっと見つめるくらいなんだけど、こいつらはどんどん走ってついてくる。めんこいではないか。



P1027581


P1027580


ちょいちょいっと走って昼前に最寄りのCobden の町へ。毎日少しづつグレートオーシャンに近づいているので、大きめの町に立ち寄れる頻度が増えている。スーパーと酒屋で買い物したのちチョイ先の湖そばのキャンプ場まで。

P1027582


P1027583


ちょっとだけ地道も走ったけど概ね快適な走行。この2~3日あたりからほぼ平坦なルートに入ってきているので海が近づいてる感がアルアル。

P1027584


P1027585


P1027587


P1027586


湖畔の快適なキャンプ場。

P1027588


水洗トイレも使える。

P1027589


P1027590


P1027591


キャンプ場も気に入ったし、なんつーてもまだ新年2日目なわけでガツガツ走らず余裕で3時に走行終了。ありがたいことにここは臭いもなくさらに快適。



天気も良いからドローン撮影して遊んでみたり、ラジバンダリ。

P1027592


P1027593


元旦は買い物もままならない湖畔だったのでしかたなく手持ちの保存食でしのいだわけで。言ってみれば今日がヨッシーのお祝い膳である。モチの論で肉を焼く。318グラムで750円くらい。

P1027595


P1027596


ジュージュー焼いて大満足!

走行  57キロ

以上

プロフィール

tabibito843

記事検索
最新コメント