2018年8月24日(金)　　 Marathon rest area ~ Richmond リッチモンド



今日も次の町、リッチモンドまでは割と近い。昼頃について買い物とかゆっくりできるのでこのペースがヨッシーには合っている。毎日100キロオーバーでへとへとで寝るだけの旅は自分流じゃない。できるだけ刻んでいこうぜこれからも、おう！





写真には一応撮るけれど、同じ風景ばっかしになってしまうのは堪忍して欲しい。



ビジターラジオなんて看板見るの初めてちゃうかな？



このA6ハイウェイは別名　Flinders Highway フリンダーズハイウェイと言って、恐竜の化石とかで押している模様。



朝晩涼しいときはどっかに行ってしまうハエどもが、暑くなるとわさわさ寄ってくる。ただし今は冬時期に当たるのでたいしたことないと思う。夏の本番ではもっとすさまじいハエ攻撃に遭うだろう。それでもやっぱし我慢する手はないので、西本さんから餞別にいただいたハエよけネットを初使用する。

それなりに快適や。ネット越しにハエはうろちょろしてるけど、直で顔に留まらないだけでウザさが激減する。



追い風基調だったしあっさりリッチモンドに到着。



まずはガススタで燃料補給。調理用ストーブで必要なのだが1リッターあたり1ドル50セントくらいかな？まあ日本と大差ない価格である。ちなみにラリアでは勝手にポンプの前に行って（車なら駐めて）ノズルを外すとメーターが0になる。それから自分で給油して、終わったら店の中のレジで、「2番ポンプねえ～」とか言って支払うセルフ方式なのだ。日本みたいに「金を先に入れんと1ccも出さん！」という態度ではない。おおらかなところが良い。



案内所前の巨大ワニ？？



ここで頭からかぶってたハエよけネットが無くなってることに気がつく。ナイフに続いてネットまでも？しかもネットは今日お披露目したばっかしやのに。

道を戻ると落ちてた。セーーーーフ！



案内所はコンセントは使えたがwifiがつながらん。案内レディに確認したが、ちょいちょいこうなるのよ～。ごめんねええ～。的な対応で終了。



なんかわからんが安めの肉で今日を祝おう。なんの記念日でも無いけれど。





ピクニックエリアの無料BBQ台が活躍する。ちなみにこの湖そばの公園トイレには水のシャワーも無料で使えて幸せ～。



ビール飲んでるうちに日が暮れる。そういや今日ビール買ったパブのおねいちゃんにイキナリ、「日本人ですか？」と日本語で話しかけられてビックリポン。日本人かと思ったら中国人で、日本が大好きだと、なかなか可愛いことを言う。ただし話せる日本語はそれくらいやったけど。



暗くなったらこっちのもんである。リッチモンドにもキャラバンパークはあったが、同じ条件の宿泊がこちらでは20ドルと倍したので野宿に決定した。

走行　57キロ

以上

2018年8月23日(木)　　 Hughenden ~ Marathon rest area マラソン　レストエリア



冷凍庫があるとこういうことができる。水を凍らせて運べばいつでも激冷えの水が楽しめるってことさっ。



撤収して8時に出発。



マウントアイザまでは同じA6号線。





イキナリ始める荒野のまっただ中な感じ。



走り出したら止まれる場所がまず無い。路側帯（めっさ狭い）で立ち止まり、自転車を股で挟んだ姿勢のままで休むくらいしかできない。なのでこういう小屋が現れると絶対休んでおかないと後悔する。



日陰って大事。そんなに激暑ではないけれど、日向はやっぱし休憩にならん。



めったに汽車は通らないが、保線？の車両はそこそこ走ってる。



来たコレ！いつものヤツや。アスファルトから外れないように走っているが、そんなことお構いなしに刺してくる。



ちょっとへこんだところに避難して修理。



他に刺さってないか入念にチェックしてよっこらしょ、と道路まで押して上がったらなんだかシューという嫌な音が。



今度は後ろタイヤかい！！

10mと離れてないところでまた修理。後ろはマラソンプラスに換えたばっかしやのに、棘には太刀打ちできんのか？とにかく別のチューブに付け替えて出発。冷や冷やしながら走っとるで。



なんとか目的地のレストエリアまでやってきた。衛星写真通り、なんにもない道路脇に屋根とベンチと簡易水洗のトイレだけアある造り。

飲めないけど水は出るのでパンク箇所のチェックと修理。



後輪パンクの原因は棘じゃなくてリムテープのズレによる内部犯行が原因やった。はるばる日本から用意してきていた幅広のリムテープが役に立った。標準装備のリムテープはヘビーデューティなこの車両にしては薄い狭いお粗末なものやった。改善せーよsurly社。



とにかくハエがうざいので蚊帳を張って落ち着く。





もう蚊帳の中で料理。



もう蚊帳の中でそのまま寝る。

走行　65キロ

以上

2018年8月22日(水)　　 Hughenden ヒューエンデン



キャンプキッチンはテントの目の前なのでまるで我が家の一部のようである。





鳥さんが色々寄ってくる。お腹が赤いのは日本で見れるんかな？トサカの鳩もあんまり見たこと無い。アカハラとトサカ野郎と命名。







まずは洗濯。3ドルの洗濯機代が惜しくて手洗いする。洗剤は無しやけどお湯やで。



道の真ん中が駐車スペースになっている。センターパーキングと言えばヨッシーが大学5年と6年の時にバイトしてた神戸三宮の駐車場の名前と同じや。今や立体式が当たり前やけど当時はまだ平地の駐車場で、左右前後びっちり隙間無く止めたら30台くらい駐車できる時間貸しやった。

お客さんはそんな狭いところに駐められないので、こちらで運転して隙間に詰め込む方式。縦に5台詰まってるので、一番後ろの車が出るときは前の4台を道に出して後ろの車を出し、再度バックして元通りにするという離れ業的なことをやっていたわけで。つまりその瞬間にバイト含めて5人が必要になる。そのための我ら学生バイトなのである。

ちょっと話しがそれたけど今はラリアの話しをせんといかん。



２４Hrs　って書いてあるけど閉まってるやん！はは～ん、24時間閉店中ならわかるけど。



それから図書館でPC作業。ここの図書館は今までで最高やな。ネットは早いし冷水器からタダで水は飲めるし司書のおばちゃんが、「飲みたかったら給湯室のお茶とかも飲んで良いのよ」、と来たもんだ。もちろんコーヒー（インスタントやけど）をお代わりする。



酒屋の兄ちゃんに昨日と同じように、「一番安いビールどれ？」と聞いたら今日はこのブランドが来た。



王冠の裏になんか書いてある。緯度経度と絵しかないかわわからん。ここへ行け、と言うことか？



また同じの出た。よっぽどここに行ってほしいんやろうか。



刻みベーコン、野菜、米をサルサソースなどで味付けして残ったチップをパラパラっとかけた逸品。ラリアに来て以来の自炊で最高点を上げたい。



よくある海外のキッチンにある電熱タイプのコンロ。



つまみのところの表示が消えててわからへん。みんな使いにくそうにしとるし。



よってヨッシーが書き足しておいた。うっすら残ってる表示をたどったから間違いではない。

走行　3キロ

以上

2018年8月21日(火)　　Prairie ~ Hughenden ヒューエンデン





朝日が昇るから起きるんじゃなくて～～。朝方は10℃切ってたのと違うやろか。でもあったか寝袋ででんでん寒くない。暗くてワカランかったが柵の向こうに何かいる気配がしてたのはお前やったか。



まずはパンク修理屋さんの開店。隣のキャンパーのおっちゃんに頼んだら気楽にバケツを貸してくれた。これで百人力。



スペアも含めて3本のチューブにそれぞれ一個づつ穴が開いてた。パッチの数は余裕やと思ってたけどあと8枚になってしまう。ちょっと心細いぞ。



地球号を新調したときに始めから付いてたコンチネンタルのタイヤ。決して悪い物ではないけどちょっと頼りない気もする。思い切ってTownsville　の　bicycle Padler　で買ったシュウェルブのマラソンプラスに交換しちゃえ。パンクに対する強度が最高値という品質を見せてもらおうやないか！えっ。



走り出したらいきなり平原。昨日まではまだ左右に木が立ってたりしてたが、いよいよ平原地帯にさしかかった感があるなあ。



しかし変化がない。あるとしたらあんな感じの平べったい丘？



やや追い風なのもあって今日の目的地、Hughenden ヒュ－エンデンに到着。まだお昼過ぎなのである。





このミカンが冷たくて大きくて甘くて美味しかった。



案内所で酒屋の場所を聞いて、



速攻でキャラバンパークにチェックイン。無電源サイトは10ドルとお安い。











スバラカシイのはキャンプキッチンという名の共同台所。広くてキレイで電子レンジも冷蔵庫も大型冷凍庫も完備してる。シャワーもトイレももちろん使えてたったの860円だったら文句はぜんぜん無い。無いどころかおつりが来るレベル。





持ったままなかなか使えんかったタイ米を使って料理。日本米みたいに炊くのではなくて、野菜やらと一緒に煮込むのが良いのではないか？と考えついての試行錯誤。出汁と醤油で味付けてまあ67点の出来ではなかったか？



シャワーしてリー即寝る。

走行　51キロ

以上

2018年8月20日(月)　　Pentland ~ Prairie　プレイリー



空き地みたいなところやけどテントの中に入ればどこも一緒。朝は10度以下になることもあるから太陽が出るまでなかなか行動を起こせない。





暖かいラーメンで朝食。昨夜もラーメンやったっけ？



世話になったペントランドホテル。昨夜はこの明かりが見えただけで心強かった。



さらにパッと見はフリービアに見える看板にもぬか喜び(笑)。



線路脇の土手ってこんな感じでええんか？コンクリとかで固めないんやろうか？



とか油断してたらまたパンク。今日もまた100キロ近く走らなアカンのに。



原因はやっぱし棘。アクセルにどんな植物の棘なんや？と聞いたら、そんなん何百種類とあるからどれとは言えん、と返事が来た。つまり気をつけててもやられるときはやられるってこと。



ここに至ってぐいぐい坂道が続くのはこの先にホワイトマウンテン国立公園があるから。ちょっとした峠越え。暑くて水がどんどん減る。







どうやらここが頂上。やっと屋根のあるところで休める。

昼ご飯食べてこんどは下りや！！



と思ったらまたパンク。12回目くらいとちゃうか？もうここで終了にするかとあきらめ加減なココロに鞭を打って先に進む。昨日もこんな展開やった。



目的地手前の小さな町にもホテルとパブがあってココロが乱れる。



たまに現れる看板。Call point　ってなんやろう？



新品のサドルがまだなじんでないのでケツが痛い。足もだるい。あと10キロの看板はうれしい半分まだ10キロある？と半分。



アカン。また日が沈む。





なんとか日暮れ直後にプレイリーホテルに到着。





店内にはいろいろ飾ってある。ちょっと名物パブなんやろうか？



今日は早めに着いたのでクッキング。缶詰のスパムで炒め物料理。

その後はもちろんパブでビール飲む。となりのおっちゃんらと話しながら飲むビールの旨い事よ。

昨日のホテルはシャワーもトイレも使わせてくれたけど、こっちはシャワーは水、トイレは200m離れた公衆トイレと待遇は若干劣る。無料だから仕方ない。

走行　102キロ

以上