ヨッシー松田の人生は旅ブログ

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2019年6月~、北中南米の旅開始。

台湾一周(環島)2018

台湾自転車一周(環島)旅の始まり

2018年3月5日(月)

いよいよ外遊なのだ。しかも海外まで自転車を持ち込むのは初めてなので、いろいろ分からんことやらでうまくいくのか若干の不安がある。飛行機は台湾のタイガーエア。格安で自転車持ち込み往復で2万5千円。11時15分のフライトだけど、輪行バッグでJRに乗るから通勤時間は避けて5時40分の始発で家を出る。

大阪駅で関空快速に乗り換え。大荷物は自転車と別にショルダーバッグ一つで計25キロだから長距離の歩行はできるだけしたくない。

幸い関空駅でエスカレーターを上がったところからカートが使えてラッキー。

チェックインの荷物預けもあっさり済んで一段落。

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理由は分からんが機内で1時間待たされやっと離陸。しかしCAがずっと中国語で話しかけてくるけどそんなに台湾顔なのか?知らんけど。

午後3時半に台湾高雄空港に着陸。

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入国も荷受けもあっさり終わる。怖いくらいにスムーズ。

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まずはこの旅のために作ったデビッドカードで出金してみる。最初のATMはエラーになったから隣でやったらちゃんと現金が出てきた。両替いらずで便利ちゃん。

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それからWi-Fiルーター用にSIMカードをゲット。いちおうヨッシーの持ってるイーモバイルのルーターはSIMフリーになってるはずやけど、万一つながらんかった時のために最小の5日間のを300元で購入。両替レートは実際は1元が3・7円だけどざっくり4円で換算すれば1200円也。

ここまでは通常の旅行でも同じことするけど今日は自転車の組立がまだある。しかもそれに乗って予約してある宿まで8キロ走らねばならんのだ。まだ何も安心ではない。

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建物外の休憩エリアっぽいところで作業開始。まずは飛行機会社の取り扱いで破損してないか確認する。預けるときに、壊れても文句言いませんって書類にサインさせられたから、何かあっても泣き寝入りなのだ。

細部を確認しながら組立する。30度近くあって蒸し暑いから汗が止まらん。休みながら40分かけて完成!

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どうやら無事の模様。空港のファミマで水と弁当買って腹に納め、5時に空港出発。

ここからがまた試練なのだ。まず車は右側通行である。ヨッシーは海外で自転車乗るのは初めてなので、つまり右側通行も初めて。

しかも5時になったということは、漏れ聞くところの通勤時間帯に見られるスクーター軍団と出くわすということ。

さらに日が暮れ始めたのでこれで三重苦になった。ハードル高い!!でもこの逆境をいっぺんに乗り切ったら、もう台湾旅は終わったも同然やないかい?

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いきなり遭遇。めっさ怖い!びゃんびゃん飛ばして行くし、車線を守るとか譲り合うとか一切見られない。遅いバイクはギリギリかすめながら抜かれて行くし、よく事故にならないもんや。

大きな道の横切り方がわからず、遠回りになったため8キロに2時間もかかってしまった。でも無事にあひる家に到着。

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ビルの5階やけどエレベーターに流星号を押し込んで持ち上がる。ネット予約の時に見たとおりのキレイなホステルやわ。3泊予約してあって1500元(6000円)。ドミトリーだけどぜんぜんいいよね。受付のおねいさんは日本語出来るし。

シャワーしてから1階のセブンイレブンでビール買って一息ついて寝る。

以上

六合夜市@高雄

2018年3月6日(火)

静かなホステルでよく眠れる。日本との時差はマイナス1時間なので、9時半まで寝てしまったと思ったら8時半やった。同室の奥さん80代男性とお話しする。茨木市在住で同じ関西勢同士でびっくりぽん。

昨夜もやったけどずっと勉強してはるのは中国語。なんでも3回目のミニ留学に来たけど学校が経営難で無くなってしまい、自習の日々なんだそうで。失礼ながら80越えて未だに向上心があることに驚きと尊敬やわ。

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宿の近辺をぶらついて、地元の食堂?に入ってみる。品書きは漢字ばっかしでじーっと読んでみるが皆目見当がつかん。いきなりハードル高い店に入ってもうた。

おばさんたちは英語もできんみたいやし、とりあえず見えてるものを指さして購入。ハンバーガー?と餃子。飲み物はおばちゃんが強引にコレになさいと選ばれ、合計で78元。まあ320円くらいかな?

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バーガーは中華風の味付けで美味しかった。餃子には赤いチリソースが合う。飲み物は甘い豆乳やった。あんまり好きや無いけど完飲。

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バイク屋さんの店先ではない。どこもかしこも建物の前にはびっしりスクーターが駐輪してある。ちゃんと白い線で囲ってあるのでそういう場所なんだろうな。整然と並んでいるし、ビルの入り口のとこはちゃんと避けてあるし台湾の人は几帳面なのかな?

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さらに歩いて地下鉄の駅に行ってみる。

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ちょっとだけやけど地下街もあった。おみやげやさんの女の子は日本語も出来て親切。たくさん試食させてもらった。質問に答えるとき、うん、と言っているんだろうけどヨッシーには、「くー」と聞こえる。くーを聞きたくていっぱい質問したった。何も買わなかったけど。

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朝市を見つけたので冷やかす。

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えーわー、アジアの市場って感じやん。

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しかしここでもスクーターは幅を利かせとる。ただでも狭い道にグイグイ入り込むわおばちゃん道の真ん中に留めて買い物しとるわ。強者は乗ったままお店の人にアレとコレとと指示して支払いまで一切シートから降りず。ドライブスルー並やで。

あと、公設市場みたいな建物の中も平気で乗り入れてたし。すげーわ。

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午後は眠くなったのでお昼寝して夜に備える。宿のすぐそばの六合夜市。フロントで聞いたら台湾はご飯食べながら飲酒する習慣がないそうなので、コンビニでビール買って夜市に持ち込んで飲んでも大丈夫とのこと。

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一通り見て回った後、目を付けた焼き鳥屋台にゴー。

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コレとコレって指さして買えるのが良い。

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このネギマみたいなんが一番美味しかった。皮とかぼんじりとかで160元。

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締めはラーメン。牛肉麺とかいうのをもらう。醤油味で甘めの味付け。台湾は一般的に甘い目がおおいらしいけど。

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宿に帰るとスタッフの女の子がどうぞとフルーツを出してくれた。この季節によく食べられるリャンゴーというやつらしい。調べたらワックスアップルとなっていたが味は梨に近いかな。相当薄味の梨やけど。

以上

旗津島観光@高雄

2018年3月7日(水)

ちょっとお腹が下り気味なので屋台は自重せねばならんかな?同部屋の奥さんに話したら、薬局で正露丸買いなはれとアドバイス。おお!台湾でも正露丸売ってますか!

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市内観光の予定なのでまずは高雄駅へ。

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盗難についてはどれぐらい気をつけたらいいのかわからんけどワイヤーロックが一つしかないのでとりあえず縛り付けとく。

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構内の案内書で無料の台湾全土の地図をゲット。これでおおまかな予定が立てられる。

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港に向かう途中に大きめのお寺。ちょっと覗いてみたがお寺はお寺やった。あとでわかったがあちこちにこの大きさのはあるのでイチイチ見に行くのはやめにした。

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愛河のほとりで。曇ってるが気温は30度近いしムシムシする。

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旗津島まではフェリーで5分の距離。フェリーと言うより渡船やな。原チャに混じって乗船。吊革がぶらさがってるし。人と自転車で50元(200円)。

対岸に何艘かヨットがもやってある。小さめのはヨッシーのマイレディと同じくらいの大きさか?

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フェリー乗り場前のドラッグストアで難なく正露丸200元でゲット。これで安心して買い食いできる。

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見えてる旗津島にわたると観光客相手の土産物屋や海産物の店がひしめいてる。あんまし興味ないのですっとばしてビーチに出る。細長い島なので自転車なら1分で島を横切れるのだ。

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シャレオツなビーチカフェで生ビー140元。酒気帯びになるってか?

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飲んだのはハコちゃんでした~。

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島の北側に岩山があり、旧砲台や灯台がある。これは岩山を貫く星空トンネル。

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天井に描かれた星座やイルカやらがブラックライトで浮き上がる良くある奴。

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抜けた先には湾口の防波突堤が突きだしているのが見えるだけ。

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改めて岩山に登って砲台へ。

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砲台研究家ではないから分からんけど、なんとなく平べったい感じの施設。沖縄のグスクを思い浮かべる感じ。

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入るな!とも書いてないから銃眼のあるスペースに降りてみる。

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銃眼ちっさ!!こんなんじゃ射角が限られるから当たると思えん。敵?に、頼むから撃てる範囲に入ってきてくれ~、と言ったか言わなかったか知らんけど。

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柵や注意書きがあるわけもなく、足滑らせ放題の環境でもおばちゃんは世界共通で喋り放題。砲台で放題って!

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トンネルの時に見えた突堤が見える。折れ曲がってるのはきっと台風の仕業。波の力は人工物など屁とも思わん。

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続いて高雄灯台。展示物しょぼい!

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お決まりの灯台ポーズで記念写真。ヨッシーは数々の日本の灯台を自転車で巡り、その次にはヨットで海上から同じ灯台を巡ったわけで、もしかしたら高雄灯台も次はヨットで巡るのかしらん。

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朝夕の通勤時は混むと聞いてたので3時半に乗船。

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宿に帰ると向かいのホテルの足場が高くなっている。どれどれ、台湾の足場職人の手際を見てやろう。誰も高所作業用のベルトとか付けとらん。古株の職人は短パンで上半身裸やし。ゆるくていいなー。日本と違って若手の職人は怒鳴り散らされている風でもなく穏やかな作業風景やった。

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隣のカレー屋で晩ご飯。仕組みが分からんから兄ちゃんに直接注文したけどホントは紙に書いて渡すみたい。どれがどれかわからんけど。

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チキンカツカレー80元也。なかなかいいコスパやん。家のカレーみたいでイケるし。

以上

高雄→three fools cafe  都会脱出!

2018年3月8日(木)

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体も心も台湾に慣れてきたところでいよいよ自転車旅に出発なのだ。高雄は西海岸の南側あたりにある。九州で例えれば熊本と鹿児島の県境当たり、薩摩川内くらいじゃないかな?

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まずは先日降りたったばかりの高雄空港に立ち寄る。帰りの飛行機はまたここから乗るので、そのための予行演習でもある。へんなとこで道を間違えて乗り遅れたらかなわんし。

空港では15日間用のSIMカードを購入、700元也。入国時に買った5日間用とあわせて20日分使えるので滞在中のネット接続は問題ない。ちなみに15日用の初日はいつなのか訊ねると、カードを最初に指した日から起算するとのこと。

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頭の上にビデオカメラもセットして出発。

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宿から空港までは信号も多いし車はバイクの排気ガスがひどかった。早く郊外に脱出したい。

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台湾では警察署や派出所がサイクリングターミナルの役目を担っていると聞いてたのでちょっと寄ってみる。

確かにお茶も置いてあるし空気入れも貸してくれるがなんとなく落ち着かない。別に悪いことしてないんやけどなあ。早々に出発する。

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右側通行。そして車道とは別にちゃんとバイク自転車レーンが広くとってある。日本の狭い道路とは大違いなのだ。ただしこれがあるから安心ではなくて、バイクも車も平気で自転車に近寄ってきてかすめ通っていくのでご用心を。

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一日目にがんばりすぎたらアカン。どこで泊まるか考え始めたとき、海沿いのカフェに露営可の看板発見。なかなかロケーションええやないの。聞いたら一泊一人200元(800円)なら悪くないやろ。

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温水シャワーも出るし水洗トイレやしカフェエリアにはコンセントもある。

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飲み物一杯付いてるよ、と言うのでアイスコーヒーを注文した。これ160元なんだけど、じゃあキャンプ代の200元ー160元で実質キャンプは40元(160円)ってこと?どういうシステム?

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テント立ててビール飲んでくつろいでたら雨が降り始めた。スタッフが4人組の女の子のテントをカフェの屋根の下に移動させてるのでヨッシーもそれに習って避難させる。客が少ないからか、そのまま寝てもええような雰囲気やわ。じゃんじゃん降りになってきたから助かる。

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外は寒くなってきたから9時にテントに避難して寝る。

60キロ走行

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以上

海の家→車城→四重渓温泉  キヨコさん!

2018年3月9日(金)

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結局一晩中ザーザー雨が降ってたので屋根の下で助かった。これからも積極的に屋根下を利用したい。

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出発してすぐのファミマで朝食タイム。高雄の夜市で腹下り気味になったので、しばらくは用心してコンビニ食が続く。

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ファミマで売られている煮タマゴ。気になるので食ってみよう。

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あと小エビのビーフンも。タマゴは色よりは薄味やった。

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広くてコンセントも使える。

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ここから南はせっかくの海沿いなんだけど曇り空でイマイチ。しかも風が強まって向かい風になったり追い風になったりでラジバンダリ。

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日本でも田舎に行くとデカいものを屋根に乗せてるよね~。

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そういえば高雄のあひる家で会った奥さんは島に渡るフェリーでイルカの大群が協力して漁をするところに遭遇したそうで。

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沖合を見ればさらに風が強いのがわかる。

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なんだか前側変速機の調子がおかしい。原因を探っていったらシフトレバー側でケーブルが断線しかかってる?予備のケーブルはないのでだましだまし行くしかない。とりあえず真ん中のギアで固定して走ろう。これから東海岸側は大きな町が少なく、山越えルートもあるので思いやられる。

24段変速が8段変速になってまった。とほほ。

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四重渓温泉に寄り道したいので、車城と言う町から山側に入る。昼時なので適当に食堂っぽい店に入って身振りでご飯食べたいと伝えたが、女将さんの反応が鈍い。あれ?と思ったときおばあさんがお店に入ってきた。

この人日本人みたいなの、とおばあさんに言ってくれたみたいで、おばあさんは日本語で話してくれた。

ここはチマキ屋さんだけどチマキが食べたいの?と教えてもらって女将さんの反応に合点がいった。いや、ご飯が食べたいんですというとじゃあ家は隣だからご飯あげますよ。どうぞいらっしゃいと神のようなお言葉。

一般のおうちにおじゃまできるなんて滅多にないチャンスなのでついて行く。

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ひんやりした屋内をずーっと入って台所でいろいろ出してくれはった。ありあわせのものだけどね~、とおっしゃるが、こう言うのが食べたかったのだよ。家庭の味だよ~。

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86歳のキヨコさんは15年前にご主人を亡くしていまは一人暮らし。おじいさんが日本の千葉の人で、自分は15歳で結婚して5人の子供を育てたんだそうで。一番年下の息子は60歳というからヨッシーより年上やな。

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年寄りのおうちに長居したらあかんからいいところで切り上げる。中庭で一緒に記念写真。おみやげにみかんを持たせてくれて、またこっちに来るなら寄りなさいとお優しい。キヨコさん、ご飯美味しかったです。ありまとう!

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3キロほど入ったところの四重渓温泉。共同浴場があると聞いてやってきた。お金を払うところがないので勝手に入らしてもらう。

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地元の人がみんなバケツをもって来るので洗濯もするのかと思ったら後で理由はわかった。

脱衣所と浴場に仕切のないタイプ。沖縄や別府方式?コンクリートの湯船は浅くて座ってもヘソ上くらいしかない。みなさんそこに座るようにして入ってらっさるが肩が寒くないんかい?お湯はぬるっとしたいわゆる美人の湯という感じ。温度は低め。

体を洗うところには蛇口など無いので、奥にあるお湯と水が溜めてある浴槽からバケツに温度調節して汲み取って浸かっている。ナルヘソそれでバケツか。

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自転車旅2日目だからか、なんだか疲れているし風も強いから民宿に泊まる。飛び込みでおばあちゃんと交渉して800元。いちおう温泉地やからやや高めやけどよかろう。

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テレビは地デジ?っぽい。日本の番組チャンネルがあって99,9とかやってるし、もうすぐ陸王も始まるみたい。

37キロ走行

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以上
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