2016年11月3日(木)。

昨夜の呑み方はかなり盛り上がったようで、午前2時までやってたそうで。ヨッシーはもうネムネムなのでお先に失礼した。

そのかわり一番に起きて朝ご飯の準備する。しかし最近の若いもんは飯食うの少ないのう。20代30代が中心やねんけどお釜のご飯が残るんである。大丈夫か?日本の消防?

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最終日なので少し高度な訓練になってくる。急斜面での救助と、

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垂直の場所でのつり上げ訓練。

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担架に要救助者(消防用語で助けを必要としている被害者)を乗せるのだ。昔は担架を水平に保つための工夫で良かったが、いまは縦にも横にもできるような仕組みに進化している。

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担架と救助者を安全地帯に引き込むために使うパイプの三脚も進化している。

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こういう訓練に慣れているはずの隊員たちでも、この最新のシステムを組むのに1時間近くかかった。いよいよ宙づりになった想定の要救をレスキューに向かう。

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理解しないまま始めると途中で容赦ない指摘や指導が阿部さんから入る。



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最後のミッションは谷底に取り残された要救をつり上げ救助する最高難度の訓練。

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複雑に見えるが、二次災害を防ぐノウハウがてんこ盛りである。

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今回はいい訓練サイトがないため、オングラウンドでのシュミレーションになった。それでもシステム構築までに40分かかった。もしすべてを理解しているインストラクターチームで同じことをやれば10分台でできるだろう。それぐらい早ければ、実用できるテクニックであると言えると思う。

最後に書いて置くが、消防隊員は血のにじむ努力を日々繰り返して実働に準備しているのだが、残念ながら今回の講習で用いいた資機材を署では持っていないところがまだまだ多い。

20年近く前に、「日本の防災意識や技術、装備は20年遅れている」と感じていたのだが、今回も同じことを思った。20年も経ってるのにまだ20年遅れなのだ。

一つは頭の固い古いおっさんたちが、「わしらのころはこの機材でなんでもやった。あれこれ新しいものを欲しがるのはたるんでいる証拠だ」、とかいう精神論がまだまだまかり通っているからだと思う。無知が事故を呼ぶのだ。2時災害で傷つくのは現場の隊員である。

夜はシゲと阿部さんとうどん屋行って温泉入って寝る。

以上