2018年3月17日(土)
今日は台湾東側でのハイライト、太魯閣(たろこ)国家公園へ上がるのだ。地図で読むと標高で500mほど登ることになる。やるしかない。ヤルッツエブラッキン。
どのタイミングで果物に手を出すか考えていたのだが、それは今日のようである。なんだか引き寄せられるようにお店で止まった。
買ったのは釈迦頭(しゃかとう)と現地で言われている果物。これは旅仲間のレイが、ぜひ食べてくださいと5回も6回もお勧めしてくれた物件なのだ。ヨッシーは台湾に着いてすぐ、夜市でご飯食べてお腹がゆるくなったので以後は自重しながらここまで来たわけで。
オーストラリアで仕事してるサムくんに似てるお兄さんが1個65元で売ってくれた。日本でも台湾でも果物ってけっこう高いのよね~。
タロコ渓谷に上がる道はそのまま3000m級の峠を越えて西海岸へ通じている横断ルートなのだが、今回は天祥というところまで往復するだけ。そして戻ってきたときはこの看板にある蘇花公路を通って宜蘭(イーラン)へ向かうことになる。
観光写真に良く出てくるタロコの入り口にある門。
すぐに岩盤を削って造ったと思われる道が始まる。東海岸のこれまでの道もそうやったけど、勾配がゆるめなので軽いギアにすれば走って上がれる。
そしたらまたすぐに観光名所の長春祠。岩盤を削り短期間で横断道路は完成されたそうで、そのときの殉職者が奉られている。
たまたまタイミングがかぶった韓国人グループのおばちゃん達がハイテンション。おばちゃんは世界共通やなあ。そこにあったコーンとほうきを拝借して奇声を発しながらパフォーマンスしてるのはたぶんカーリングのまね?コーンをほうきで押してるし。明るくてエエケド。
おばちゃんらと長春祠まで歩いたが、なんだかの理由で通行止め。残念。
安全帽借用処?ウズウズするなあ。借用っておかしないか?貸出しやったらわかるけど、借用やとしたらヨッシーのヘルメットを渡さなあかんことになるがな。
とか考えながら坂道をゆるゆる登ってたら、
やっぱり貸出しやん!止まった車がヘルメット借りだして渓谷のほうに走ってくし。
トンネルを抜けると吊り橋があったが鍵がかかってるので渡ることはできない。どうやらトレッキングルートは有料みたいである。
そしてここから旧道ルートが手堀トンネルのある観光ルートやった。はるか下に川が見え、両側絶壁の絶景やがな。
少し先に茶店有り。ここで実食がよかろうて。
釈迦頭。日本でも百貨店とかでは売ってるらしい。きっとお高いから台湾でしか食べんやろうな。
熟していたのか簡単に手で割れる。中には房が連なっている。食べると一つに一つ種が入っていてまあまあめんどくさい。一番美味しかったのは房と外皮との間のシャリシャリしたところ。梨の食感と味に似ているかも。
まだまだ渓谷美は続く。はっきり言って期待以上のすごさやん。いや~来て良かったわ。坂道は言うほどのことはなく、漕いで走ってたら徐々に登っていく。
さあ天祥に入ったよ~。感想としては大して登った気はしない。セブンイレブンがあるのは知っていたのでそこで昼食。
まずは今夜の宿として考えていたキリスト教会へ。噂では200元くらいで泊まれるとか。
想像してたより小さい教会やなあ。でも静かでよろしい。
あれ?400元になっとる。まあええけど。まだ3時過ぎやからか、誰もおらんので先に文山温泉に行くことにしよう、そうしよう。
ホッキャアドウの山坊主によれば、天祥から先に川のそばに自然に湧いてる温泉があるらしい。それはヨッシーも事前調査で知っていたのだが、オススメされたらますます行きたくなった。
3キロ上流という案内だがけっこうな登りやった。
入り口と思われる場所に着くと、調べたとおり現在は崖崩れの恐れがあって通行止めになっている。でもまあせっかく来たから行けるとこまで行くべさ。
ずーっと階段をおりて、吊り橋で対岸に渡る。
あ~、やっぱしゲートが閉まってる。
でも左側ががら空きやん。元ランニングバックの性としては、デイライトが見えたらそっちにカットバックするのである。
階段はあるけど手すりはない。しかも降りるにつれ階段の角が削れて濡れてるやん!つまり滑ったら真っ逆さまなわけで。自己責任、というワードがぴったりな環境やわ。
川のそばにも温泉が湧いているようで、手作りの湯船があるが段差が大きいのでそこはパス。
崖にぼっこり空間があって、台湾の皆さんはすでに入浴中やった。怪しまれながら仲間に入れてもらう。壁からビャンビャン湯がほとばしっている。やや高めの温度やけど入れないほどではない。やや深いところでも横たわってなんとか全身浸かる感じ。めっさ気持ちいい。4時半回っているので長居ができなかったが、もっと入っていたかった。現地の人は夜に星を見ながら楽しむとか聞いた。そういうのええやん。
帰りに見上げる階段。おっそろし~。
文山から天祥まであっという間のダウンヒル。
教会に泊まるか逡巡してから天祥から少し下ったテントサイトに泊まることにした。
来るとき下見してたけど、ここは無料と書いてあった。しかし公園エントリー料として300元お支払いくださいとかワケワカラン事書いてあったけど。多分週末で役場は休みやから誰も集金こんやろう。
天祥のセブンで買ってきた弁当で夕食。ショックなのは天祥のセブンにはアルコール類が置いてなかったこと。なんでなん!手持ちの台湾焼酎で晩酌して寝る。
52キロ走行
以上
今日は台湾東側でのハイライト、太魯閣(たろこ)国家公園へ上がるのだ。地図で読むと標高で500mほど登ることになる。やるしかない。ヤルッツエブラッキン。
どのタイミングで果物に手を出すか考えていたのだが、それは今日のようである。なんだか引き寄せられるようにお店で止まった。
買ったのは釈迦頭(しゃかとう)と現地で言われている果物。これは旅仲間のレイが、ぜひ食べてくださいと5回も6回もお勧めしてくれた物件なのだ。ヨッシーは台湾に着いてすぐ、夜市でご飯食べてお腹がゆるくなったので以後は自重しながらここまで来たわけで。
オーストラリアで仕事してるサムくんに似てるお兄さんが1個65元で売ってくれた。日本でも台湾でも果物ってけっこう高いのよね~。
タロコ渓谷に上がる道はそのまま3000m級の峠を越えて西海岸へ通じている横断ルートなのだが、今回は天祥というところまで往復するだけ。そして戻ってきたときはこの看板にある蘇花公路を通って宜蘭(イーラン)へ向かうことになる。
観光写真に良く出てくるタロコの入り口にある門。
すぐに岩盤を削って造ったと思われる道が始まる。東海岸のこれまでの道もそうやったけど、勾配がゆるめなので軽いギアにすれば走って上がれる。
そしたらまたすぐに観光名所の長春祠。岩盤を削り短期間で横断道路は完成されたそうで、そのときの殉職者が奉られている。
たまたまタイミングがかぶった韓国人グループのおばちゃん達がハイテンション。おばちゃんは世界共通やなあ。そこにあったコーンとほうきを拝借して奇声を発しながらパフォーマンスしてるのはたぶんカーリングのまね?コーンをほうきで押してるし。明るくてエエケド。
おばちゃんらと長春祠まで歩いたが、なんだかの理由で通行止め。残念。
安全帽借用処?ウズウズするなあ。借用っておかしないか?貸出しやったらわかるけど、借用やとしたらヨッシーのヘルメットを渡さなあかんことになるがな。
とか考えながら坂道をゆるゆる登ってたら、
やっぱり貸出しやん!止まった車がヘルメット借りだして渓谷のほうに走ってくし。
トンネルを抜けると吊り橋があったが鍵がかかってるので渡ることはできない。どうやらトレッキングルートは有料みたいである。
そしてここから旧道ルートが手堀トンネルのある観光ルートやった。はるか下に川が見え、両側絶壁の絶景やがな。
少し先に茶店有り。ここで実食がよかろうて。
釈迦頭。日本でも百貨店とかでは売ってるらしい。きっとお高いから台湾でしか食べんやろうな。
熟していたのか簡単に手で割れる。中には房が連なっている。食べると一つに一つ種が入っていてまあまあめんどくさい。一番美味しかったのは房と外皮との間のシャリシャリしたところ。梨の食感と味に似ているかも。
まだまだ渓谷美は続く。はっきり言って期待以上のすごさやん。いや~来て良かったわ。坂道は言うほどのことはなく、漕いで走ってたら徐々に登っていく。
さあ天祥に入ったよ~。感想としては大して登った気はしない。セブンイレブンがあるのは知っていたのでそこで昼食。
まずは今夜の宿として考えていたキリスト教会へ。噂では200元くらいで泊まれるとか。
想像してたより小さい教会やなあ。でも静かでよろしい。
あれ?400元になっとる。まあええけど。まだ3時過ぎやからか、誰もおらんので先に文山温泉に行くことにしよう、そうしよう。
ホッキャアドウの山坊主によれば、天祥から先に川のそばに自然に湧いてる温泉があるらしい。それはヨッシーも事前調査で知っていたのだが、オススメされたらますます行きたくなった。
3キロ上流という案内だがけっこうな登りやった。
入り口と思われる場所に着くと、調べたとおり現在は崖崩れの恐れがあって通行止めになっている。でもまあせっかく来たから行けるとこまで行くべさ。
ずーっと階段をおりて、吊り橋で対岸に渡る。
あ~、やっぱしゲートが閉まってる。
でも左側ががら空きやん。元ランニングバックの性としては、デイライトが見えたらそっちにカットバックするのである。
階段はあるけど手すりはない。しかも降りるにつれ階段の角が削れて濡れてるやん!つまり滑ったら真っ逆さまなわけで。自己責任、というワードがぴったりな環境やわ。
川のそばにも温泉が湧いているようで、手作りの湯船があるが段差が大きいのでそこはパス。
崖にぼっこり空間があって、台湾の皆さんはすでに入浴中やった。怪しまれながら仲間に入れてもらう。壁からビャンビャン湯がほとばしっている。やや高めの温度やけど入れないほどではない。やや深いところでも横たわってなんとか全身浸かる感じ。めっさ気持ちいい。4時半回っているので長居ができなかったが、もっと入っていたかった。現地の人は夜に星を見ながら楽しむとか聞いた。そういうのええやん。
帰りに見上げる階段。おっそろし~。
文山から天祥まであっという間のダウンヒル。
教会に泊まるか逡巡してから天祥から少し下ったテントサイトに泊まることにした。
来るとき下見してたけど、ここは無料と書いてあった。しかし公園エントリー料として300元お支払いくださいとかワケワカラン事書いてあったけど。多分週末で役場は休みやから誰も集金こんやろう。
天祥のセブンで買ってきた弁当で夕食。ショックなのは天祥のセブンにはアルコール類が置いてなかったこと。なんでなん!手持ちの台湾焼酎で晩酌して寝る。
52キロ走行
以上